看護の派遣・転職のお役立ちコラム

【看護】看護婦さん私を見て

2020/10/15

看護師さんに一度は読んでほしい詩

***未経験・無資格からの介護のお仕事探しなら 介護One+(ワンプラス)***
ご登録はコチラから

高齢化が進み、認知症が社会問題となっています。看護師さんにも一度は以下の詩を呼んでほしいと思います。この詩は、イギリス・ヨークシャーのアシュルディー病院の老人病棟で一人の老婦人が亡くなり、彼女の持ち物を調べていた看護師さんが見つけたものです。彼女は重い認知症でした。

『目を開けて、もっと私を見て』
何が見えるの、看護婦さん。あなたには何が見えるの。
あなたが私を見る時、こう思っているのでしょう。
気難しいおばあさん、利口じゃないし、日常生活もおぼつかなく
目をうつろにさまよわせて、食べものをぽろぽろこぼし、返事もしない。
あなたが大声で「お願いだからやってみて」と言っても、
あなたのしていることに気づかないようで、
いつもいつも靴下や靴をなくしてばかりいる。
面白いのか、面白くないのか、あなたの言いなりになっている。
長い一日を埋めるためにお風呂を使ったり、食事をしたり、
これが、あなたが考えていること。あなたが見ている事ではありませんか。
でも目を開けてごらんなさい。
看護婦さん、あなたは私を見ていないのですよ。
私が誰なのか教えてあげましょう。ここにじっと座っているこの私が、あなたの命ずるままに起き上がるこの私が、あなたの意志で食べているこの私が誰なのか。
私は10歳の子供でした。
父がいて母がいて兄弟・姉妹がいて皆お互い愛し合っていました。
16歳の少女は、足に羽をつけて、もうすぐ恋人に会えることを夢見ていました。
20歳でもう花嫁。私の心は踊っていました。守ると約束した誓いを胸に刻んで。
25歳で私は子供を産みました。その子は、私に安全で幸福な家庭を求めたの。
30歳。子供はみるみる大きくなる。永遠に続くはずの絆で母子は互いに結ばれて。
40歳。息子たちは成長し行ってしまった。でも夫は傍にいて私が悲しまないように見守ってくれました
50歳 もう一度赤ちゃんが膝の上で遊びました。
私の愛する夫と私は再び子供に会ったのです。
暗い日々が訪れました。夫が死んだのです。
先のことを考え・・・不安で震えました。
息子達は皆自分の子供を育てている最中でしたから。
それで私は、過ごしてきた年月と愛のことを考えました。
いま、私はおばあさんになりました。
自然の女神は残酷です。
老人をまるで馬鹿のように見せるのは、自然の女神の悪い冗談。
体はぼろぼろ、優美さも気力も失せ、かつて心があったところには、
今では石ころがあるだけ。
でも この古ぼけた肉体の残骸にはまだ少女が住んでいて、
何度も何度も私の使い古しの心をふくらます。
私は、喜びを思い出し、苦しみを思い出す。
そして、人生をもう一度愛して生きなおす。年月は、あまりにも短すぎ、あまりに速く過ぎてしまったと私は思うの。
そして、何物も永遠ではないという厳しい現実を受け入れるのです。
だから目を開けてよ、看護婦さん・・・目を開けてください。
気難しいおばあさんではなく「私」をもっと良く見て!

~パット・ムーア著 「変装 私は三年間老人だった」(1988初版)より転載~

************************************
看護助手の方、これから看護業界を目指したいという方など、今年こそは看護職デビューをしたい!という方は、看護One+ コチラから登録を!
看護業界に特化した専門のアドバイザーが、あなたの転職活動をサポートいたします!

希望にぴったりの求人を担当アドバイザーがお探しします!0120-919-499